開発秘話

スキャンで経理

クラウドサービスと従来のサービスの違い

関口聡介(写真右) UXディレクター
サン・マイクロシステムズ(現ORACLE)にてWebマーケティング、その後Googleにて日本版検索トップページリニューアル、Google日本語入力などの開発においてユーザーインターフェース設計を担当し、2014年2月よりfreeeへ参画。現在はUXディレクターとして主に税理士事務所向け機能のUX改善に取り組んでいる。

大橋巧(写真左) エンジニア
偶然入ったスタートアップでWebエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、受託開発やソーシャルゲームの開発・運用を経験。その後サイバーエージェントを経て2014年12月よりfreeeに入社し、質問に答えるだけで完成する確定申告機能の開発や、フロントエンドアーキテクチャの整備などをリード。サイバーエージェント時代に、若干25歳ながらフロントエンドチューニングエキスパート部門で第3位を獲得。

「スキャンで経理」を使って、領収書入力を効率化!

領収書作業を最速に! 「スキャンで経理」開発秘話

「スキャンで経理」開発の背景を教えてください。

関口:freeeはオンラインバンキング・クレジットカードをご利用の方であれば「自動で経理」という機能で効率化していただくことが出来るのですが、どうしても現金支払といった領収書からの手入力が今ひとつ効率化出来ていない点がありました。実際の会計事務所様の現場を拝見すると、机いっぱいに領収書を広げて、それを入力し、その後に綺麗にまとめ、、、本当に大変な作業だなとつくづく思ったんです。
私としてもこの一連の作業を楽に出来るようになって欲しい、と強い想いを抱き、開発に至りました。

関口

大橋:スキャンで経理を使うと入力作業はもちろんですが、実は領収書の整理といった一連の作業フロー全体が効率化される所がポイントだと思っています。通常だと、会計事務所がお客様から領収書を預かると、

①それを綺麗に日付順や勘定科目順に仕分ける、
②仕分けた領収書をみながら手入力する、
③手入力が終わると領収書を日付順等に綺麗にファイリングする、

という作業が必要だったかと思います。

一方、スキャンで経理を使うことで、領収書をスキャナで取り込んでしまえば、画像をPCの画面で見ながら高速に入力することが出来るため、最初に行うはずの「領収書を綺麗に仕分ける」という作業が不要になります。また入力が終わったら、該当の仕訳と領収書はデータ上で紐付けが完了しているため、最後の「綺麗にファイリングする」という作業も不要となります。そのため、入力が終わったら、大きめの封筒等に領収書を放り込むだけというフローにすることも可能です。
このように、最初の仕分ける作業、最後の綺麗にファイリングする作業が不要になるケースが多いため、領収書にまつわる一連の作業が圧倒的に効率化されると自負しています。

大橋

「スキャンで経理」開発にあたりこだわったポイント等はありますか?

関口:「スキャンで経理」は実際の会計事務所様の現場を綿密に観察し、徹底的にスピードにこだわり抜きました。開発キックオフ、開発中、リリース前の最終テストでも徹底的に現場目線を貫き、これでもかというくらい会計事務所の現場の方のお声を生かすことで、圧倒的なスピードを実現することが出来ました。
実は人間の目の動きにも着目しており、取り込んだ領収書の画像データと、入力画面とで目の動きに無駄がないように、画面の配置等にも微調整を加えています。

大橋:領収書をScanSnapで取り込むと、実は入力が行いやすいよう、画像サイズを自動で最適化させています。小さな領収書でも、大きな領収書でも、取り込んでいただければfreeeが入力しやすいサイズに変換しますので、領収書の形状にご不安を抱く必要はありません。

「スキャンで経理」をこういったシーンに使って欲しいというものはありますか?

関口:記帳代行作業はもちろんのこと、経理代行にも是非ご利用いただきたいという気持ちがあります。
経理代行では支払、請求といったように、従来の記帳代行作業からもう一歩踏み込んだサービスとなるため、どうしても入力作業への工数を省力化する必要があるかと思います。スキャンで経理をご利用いただくと、今まで時間がかかっていた記帳部分への工数を削減出来るため、より付加価値の高い経理代行業務を行う余剰の時間が出来るのではないかと考えています。

記帳代行作業

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