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開発秘話

クラウド申告freee開発秘話②

1年に及ぶ開発期間を経て申告のハードルを下げるクラウド申告freeeいよいよリリース。

泉 祐一朗 (写真右) ソフトウェア エンジニア
大学卒業後、株式会社ニトリに入社し営業からキャリアをスタート。実際の店舗で家具を販売するほか、情報システム部も歴任。その後、2008年から株式会社ワークスアプリケーションズに入社し、大企業むけのERPシステムやタレントマネジメントシステムのプロダクト開発を行う。その後、2015年12月にfreee入社。入社してから一貫してクラウド申告freeeの開発に従事し開発チームをリードしている。

足立 紘亮 (写真左) ソフトウェア エンジニア
グリー株式会社のインフラ本部にて、インフラエンジニアとして活躍。その後2015年12月にfreee入社。クラウドサービスにおいて最も重要な安定稼働を支えるとともに、新しいツールの導入等、攻めたインフラを心がけている。その後、クラウド申告freee開発チームに参画し、主に基盤作りを担当している。

1年に及ぶ開発期間を経て申告のハードルを下げる
クラウド申告freee いよいよリリース。

開発上のこだわり〜freeeの価値をより広く、深く

泉:クラウド申告freeeにより、決算から申告までの全プロセスがシームレスにつながります。しかし、開発の人間としては、単に申告までが一気通貫して行えて便利になるだけではなく、freeeらしく、いかに便利にできるか、細部まで突き詰めた開発を行ってきました。
従来の申告には高度な税務知識と手間が必要でした。しかし、できるだけ法人税申告、確定申告を効率化し、作業自体の負担を少なくしたいと考えました。開発にあたり、実際に会計事務所様で何度も業務を見せていただいたのですが、ソフトの使い方に熟練を要することに驚きました。既存のシステムは複雑な分、システム都合というのが多くあります。この項目を編集したいのに編集できなかったり、ここを編集するためには、実は別の帳票の項目を変えないといけなかったり、といった具合です。会計事務所の方の困っている部分は、申告業務自体よりも、むしろシステム都合にあわせて作成することのように見えました。

そこで、サポートはするけれど邪魔はしない、という点に留意し開発しようと考えました。たとえば、サッと帳票を開いて、サッと戻って、またサッと次の帳票に移って、といった職人芸のような業務を見ました。帳票の項目は複雑に絡み合っています。それを会計事務所の方は、頭のなかで把握しながら既存のソフトを使われているのだと思いますが、これは熟練した方でなければできません。その複雑に絡み合った関連性をわかりやすくするために、申告freeeにはリンクする項目を表示する機能などを実装していきました。

足立:freeeならではという点では、タグ機能があります。通常、税務申告の際は補助簿をつけていると思いますが、普段の会計業務でタグをしっかり付けておくことで、申告に必要な補助簿に相当するものが自動的に出来上がります。会計freeeで日々の業務をしっかりやられていれば、申告業務の負荷はさらに1つ軽減されます。加えて、UI設計もかなりの時間をかけて使い勝手を追求しましたので、従来よりも申告書の作成自体がラクに行えると思います。また、クラウドの弱点として画面起動が遅いと言われますが、とくにこの点はクライアントソフトに負けないようチューニングしています。

足立

究極をめざし開発はこれからも続く

足立:申告業務には、帳票を作る方もいれば、チェックする方もいらっしゃいます。お互いコミュニケーションをとりながら作れる点は申告freeeの大きな特徴だと思います。たとえば、コメント機能付きのチェック機能です。単に計算の正誤チェックだけでなく、チェック者が確認して疑問に思った場合「ここは間違っているようですが、何か意図がありますか?」などとコメントできる機能があります。作る人と確認する人の双方がコミュニケーションを取れるプラットフォームです。業務フローとしては当たり前のことですが、従来のソフトでは提供できていませんでした。もちろんクラウドを通してやり取りできますからフェイス・トゥ・フェイスでなくとも業務は継続的に行なえますし、顧問先様への共有もリアルタイムで行なえます。

泉:クラウド申告freeeはクラウドソフトなので、インストールせずとも勝手にどんどん機能が追加されていきます。今後法改正などがあっても、都度アップデートに対応していきますから、使うほどに便利になっていくはずです。究極は、会計事務所の方が確認するだけでOKというところまでもっていきたいと思っています。今回のリリースを出発点として、そこにたどり着くためのノウハウ、知見をどんどん溜めていきたいと考えています。

泉
クラウド申告 freeeの全体像
freeeを活用した会計申告業務フロー
Point 1
Point 2
Point 3
Point 4

開発秘話一覧

“思い先行”の経営者の方々を支援したい「社会福祉法人 with freee」

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会計freeeをベースに、社会福祉法人向けの拡張アプリを開発中の税理士法人ゆびすい。もともと全国2万社の社会福祉法人のうち約800社を顧客に持ち、社会福祉法人会計に特化したシステムを開発していたゆびすいが、freeeとの共同開発によって、そのシステムを進化させる取り組みだ。このプロジェクトに携わるゆびすい社員3名に、開発に寄せる思いを聞いた。

2018.04.02 もっと読む
クラウド申告freee開発秘話②

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クラウド申告freeeにより、決算から申告までの全プロセスがシームレスにつながります。しかし、開発の人間としては、単に申告までが一気通貫して行えて便利になるだけではなく、freeeらしく、いかに便利にできるか、細部まで突き詰めた開発を行ってきました。

2018.02.02 もっと読む
クラウド申告freee開発秘話①

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今回の「クラウド申告freee」を開発するにあたり一番重要なポイントは、会計事務所様の付加価値を高め、リアルタイム経営パートナーとして、より踏み込んだコンサルティングや業務効率化を実現していただきたいという想いです。

2018.02.02 もっと読む
スキャンで経理

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freeeはオンラインバンキング・クレジットカードをご利用の方であれば「自動で経理」という機能で効率化していただくことが出来るのですが、どうしても現金支払といった領収書からの手入力が今ひとつ効率化出来ていない点がありました。

2018.02.02 もっと読む