開発チーム

メンバー紹介

2018/02/24
画期的な機能をどんどん生み出していきたい
メンバー紹介
Profile
前職では株式会社ワークスアプリケーションズで8年間エンジニアとして従事。給与計算や会計、販売・生産管理、ECなどのソフトウェアを販売しながらコンサルティングを行う同社で、人材育成・タレントマネジメント関連の製品の開発に携わる。
画期的なシステムを次々と生み出すスピード感と高い技術力に魅せられ、2015年12月にfreeeに転職。会計事務所向けのプロダクト開発の責任者として、クラウド会計ソフトfreee・クラウド申告freeeの開発に従事。
「使いにくい」という思いをプロダクトの品質改善を通じて取り払いながら、画期的な機能をどんどん生み出していきたいという熱い思いを胸に開発に携わっている。

お仕事内容を教えてください。

パートナー事業本部という部署で、会計事務所さま向けのプロダクト開発に携わっています。今年の4月からはマネージャーという立場になりましたので、日々の業務がプログラミングよりもチーム運営の方にシフトしました。スタッフが働きやすい環境作り、人員の確保、さらには人材育成というのが現在の主な仕事で、会計事務所のみなさまの要望に細かく応えられるチーム作りを目指しています。
チームとしては、「クラウド会計ソフトfreee」と「クラウド申告freee」の2つのプロダクトを手掛けています。中でも今年4月にリリースした「クラウド申告freee」は伸びしろが非常に大きく、現時点では法人税のみの対応ですが、今後は所得税や償却資産税、申請届出書にも対応させていく予定です。会計事務所のみなさんにとって申告ソフトは商売道具そのもので、申告と言う行為自体が誤りがあってはならない非常に重要かつ慎重なものです。その一方で法律や税率は毎年変わりますから、開発の歩みを止めるわけにはいきません。直近では消費税の大きな変動も控えています。
日々、アドバイザリーとしてついてくださっている認定アドバイザーの方々に多くのご協力をいただきながら、大小さまざまな改善を試みている状態です。そんな中でも「さすがfreeeだね」と会計事務所の方に褒めていただけることがあり、それが大きな励みになっています。

freee入社前はどのようなお仕事をしていましたか?

ワークスアプリケーションズという、大企業向けERPパッケージを作る会社で8年ほど働いていました。そこは給与計算や会計、販売・生産管理、ECなどのソフトウェアを販売しながらコンサルティングを行う会社だったのですが、私自身はエンジニアとして人材育成・タレントマネジメント関連の製品に携わっていました。業務ソフトを扱うという意味では、現在の仕事にとても近かったと思います。
エンジニアにもいろんなタイプがいて、「ゲーム開発」のような人を楽しませる方向にモチベーションを抱く人もいますが、私がやりがいを感じていたのは「業務の効率化」。ずっと「業務ソフトに携わっていきたい」という思いを強く抱いていました。

freeeに入った理由を教えてください。

freeeを転職先に選んだのは、画期的なシステムを次々と生み出すそのスピード感と高い技術力に魅せられたからです。実は、freeeの存在は前職の時から知っていて、我々エンジニアの間では「最先端の技術を取り入れながらも使いやすく、それをクラウドで実現しているすごい業務ソフトがある」と話題になっていました。エンジニアの一人として、非常にうらやましかったです。
意外かもしれませんが、大企業向けの業務ソフトは開発のスピードが遅かったりするんです。一方、freeeのように個人事業主や中小企業に照準を合わせたソフトだと、非常にフットワークが軽く、どんどん発展していく土壌がある。自分もいつかはそんな環境で働いてみたいと思っていました。
そこで転職サイトに登録したところ、freeeの採用担当者から「とりあえず遊びに来ませんか?」と気軽に誘われ、そこからとんとん拍子に入社が決りました。その間、わずか1週間。こちらもなかなかのスピード感でしたね(笑)。

開発に携わる上で気をつけていることはありますか?

freeeがサブスクリプション方式だというのは、非常に意識しています。数ヵ月の無料期間が過ぎると課金されるということは、それまでにわずかでも「使いにくい」と思われたらアウトなんです。無料のお試し期間中にいかに満足度を上げ、驚きを入れられるかが勝負。でないと、ユーザーは簡単に離れてしまうでしょう。おかげさまで「freeeは先進的な機能をどんどん提供する」という認識が広まってきていまして、開発サイドとしては嬉しい限りなのですが、その分、会計事務所のみなさまの期待値もどんどん上がってきています。かつては、クレジットカードの明細が自動的にfreeeに反映されていた、というのが大きな驚きだったと思うんです。今では当たり前の機能になってきましたが、これからもその時と同じくらいの感動をご提供しなければと、気を引き締めて開発に臨んでいます。
また、「クラウド申告freee」は税務申告ソフトになりますので、品質面には非常に気を配る必要があります。アドバイザーさまからいただくご意見を真摯に受け止め、会社として品質テストに本気で取り組んでいます。品質テストも様々な手法を取り入れておりますが、特に、開発にご協力いただいている多くの会計事務所様と連携した、実務ベースでのテストに力を入れています。エンジニア目線でのテストだけではカバー出来ない点も多々ありますので、会計事務所の現場の方と一緒にテストを行い、安心してご利用いただけるプロダクトに出来るよう常に意識しています。
リリースからまだ半年とはなりますが、実は既にfreeeから電子申告した法人数は200を超えており、様々なパターンでの申告実績もあります。今後も、継続的に安定した品質のプロダクトを提供出来るよう、慎重かつ大胆にプロダクト開発を行っていきたいと思っています。

泉 祐一朗

どのように感動体験を生み出していきますか?

まずは会計事務所の方々の要望を細かく分析し、実現できるように努めます。その際、表面的な要求だけを追っていてはだめで、言葉の奥にある本質を見極めなければいけないと思っています。
例えば、お客様から「ドリルが欲しい」という要求があったとします。でも、その言葉通りにドリルをお渡ししては根本的な解決にはならない。その言葉の裏には「穴を開けたい」という真の要求が潜んでいるかもしれない。であれば、最初から穴の開いた製品を作るのがベストでしょう。
我々のチームには、会計事務所のオフィスに直接おうかがいして日々の会計事務所の業務を理解した上でプロダクトの開発方針の旗振り役を担う、プロダクトマネージャーがいます。日々、彼らとしっかり連携しながら、この「本質を見極める」ことを意識しています。

会計事務所にイチオシの機能はありますか?

先ほども述べた「クラウド申告freee」です。「クラウド会計ソフトfreee」で作成したデータを別の税務申告ソフトに流し込む、というこれまでの手間が解消され、シームレスに税務申告まで持っていけるようになりました。しかも、「クラウド申告freee」はこれまでの税務申告ソフトに比べて見た目が洗練されていて、使い勝手もかなり良くなっています。
画面上にコメントを残す機能もそうですが、帳票同士の複雑な繋がりを可視化したのも今までの税務申告ソフトにはない画期的な機能でしょう。これまでは帳票の金額を変える際、連動している他の帳票を探そうとするとマニュアルを読むしかなかったんです。ところが、「クラウド申告freee」では帳票同士がどう繋がっているかを、ツリーで視覚的に分かりやすく表示できるようになりました。
税務申告ソフトはイノベーションが起こりづらい分野でしたが、「クラウド申告freee」が大きな風穴を開けたのではないでしょうか。

今後の目標を教えてください。

まずは、freeeをお使いになっている方々の「使いにくい」という思いをプロダクトを通じて取り払っていきたいと思っています。その考えをベースに、画期的な機能をどんどん生み出していきたいですね。例えば、顧問先企業とのやり取り、記帳代行業務などもシステム化してfreeeに取り込んでいけると踏んでいます。
私たちの最終的な目標は、freeeのプラットフォーム化です。freee一つですべての会計事務所業務が済んでしまうレベルまで持っていき、会計事務所の方々が経営コンサルなどの本来の業務に専念していただけるような環境を作っていきたいと思っています。
また、これは個人的な目標になりますが、あらゆる会計事務所の方の手帳を覗いてみたいですね。そこには無理そうに見えてシステム化できる要素がたくさん埋まっている気がしていて、その一つひとつに挑戦していきたいと思っています。そうやって極限まで業務を効率化して、会計事務所のみなさまに喜んでいただけたらと。かなり壮大な野望を抱いています(笑)。

泉 祐一朗