freeeのバックオフィスの実態

freeeの経理事情

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高橋 啓太 クラウドアカウンタント
一橋大学卒業後、ソニー株式会社に入社。ソニーモバイル株式会社に出向し、経理部に所属。2013年6月より、freee株式会社(旧CFO株式会社)に参画。自社の経理業務を行う傍ら、カスタマーサポート職を経験し、現在はクラウドアカウンタントとして、経理と経営企画職を兼任。

freeeの経理事情

「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている!

「freee」の開発・販売を行っている我々「freee 株式会社」自身も、もちろんfreeeを使って社内のバックオフィス業務を効率化しています。250名ほどいる従業員のうち、200名以上をメンバー招待。各部門がfreeeを通じて業務を行うことで、裏側で帳簿が出来上がる仕組みを構築しています。そこで今回、弊社で経理担当を行っている高橋に、freee の具体的な活用方法を聞きました。

社内では誰をメンバー招待している?

営業部門やマーケティング部門、開発部門など、様々な部門の200人以上を招待しています。用途は主に経費精算、請求書の発行、受け取った請求書の支払い依頼の3つです。 また給与計算freeeでも全員を従業員招待し、勤怠入力から給与明細の発行、年末調整のやりとりまで全て行っています。

従業員はどうやってfreeeを使っている?

基本的には自分のPCやモバイルアプリからログインし、操作を行っています。例えば営業担当が請求書を発行する際は、freeeにログインし、請求書を自分で作成して、お客様にメールで発行。さらに、その後の入金の確認や消し込みまでその担当者が行うルールとなっています。 逆に請求書が届いたときにも、基本的には経理ではなく、受け取った本人がそれをfreeeに入力する運用となっています。入出金の内容を一番知ってるのはその取引をした本人なので、より正確な情報が入ります。 また、オフィスに共用のタブレット端末も設置しています。この端末はスキャナの「ScanSnap」と繋がっていて、紙で受け取った領収書や請求書をデータ化するのに活用している社員も多いです。端末は一つでも、各自が自分のアカウントにログイン/アウトすれば複数人で利用できるので、社員にPCやスマホを支給していないような会社様でも応用できる方法だと思います。

経理はfreeeをどう操作している?

普段freeeは2日に1度くらいログインしていますが、そのうち仕訳を切ったり勘定科目について考えたりと、「簿記」的な作業に費やしている時間は1%も無いです。それよりは、従業員をメンバー招待することで多くの取引がボトムアップで上がってくるので、それを確認していくという利用イメージです。 逆によく見る画面は、例えば同期している銀行口座の残高や、買掛レポートなどです。経理として重要なのはやはり入出金の管理、特に入金を確実に行うということなので、新しくできた取引の支払期日はレポートでチェックするようにしています。ちなみに支払いの際は総合振込ファイルもそこから利用しています。

前職の経理環境と比較してどうか?

前職はいわゆる典型的な大企業だったので、全社的にERPが導入されていました。そこでは今のfreeeと同じように、営業部門であったり企画部門であったり、その取引を担当している人が取引を入力し、それを経理が確認するという環境でした。 このように、様々なERPプロダクトのおかげで大企業のバックオフィスはすごく効率化されています。freeeを前提とした今の弊社の経理体制は、ある意味前職での環境を再現しようとしている側面もあるかもしれません。

経理を行っていく上で重要だと感じるのは?

1つ1つの細かい枝葉にこだわりすぎない、ということだと思います。繰り返しになりますが経理として重要な役割は入出金の管理を確実に行うことなので、経理担当者だけの部分最適ではなく、全社的な全体最適の仕組みを構築することが重要です。 細かい論点については決算のときに調整できる部分もありますし、そこは税理士さん等と相談しながら、柔軟に対応していくのが良いと思います。

freeeのバックオフィスの実態

3年でユーザー数60万を獲得した「freee流マーケティング手法!」とは?

3年でユーザー数60万を獲得した「freee流マーケティング手法!」とは?

会計freeeはリリースしてから約3年で、60万事業所ものユーザー様にご利用いただくまでに成長しました。その成長の立役者となったfreeeのマーケティングチームですが、ユーザーのことを徹底的に理解し、ユーザー1人1人が本当に欲しいと思っている情報を、ありとあらゆる手段を使って届けることを基礎としています。

2017.02.02 もっと読む
freeeの資金調達

freeeの資金調達

freeeが累計96億円となる、33.5億円の追加増資を実施 資金調達の背景 freeeはこれまで、スモールビジネスの皆様へ価値を提供するために「クラウド会計ソフトfreee」、「給与計算ソフト freee」、「会社設立 freee」、「開業 freee」そして新たに「申告 freee」というプロダクトを揃えて来ました。そしてここから先、人工知能(AI)を活用したサービスの開発・強化と「クラウドERP」としての機能強化を図り、より一層freeeの提供価値を高めるために今回、資金調達を行いました。

2017.01.18 もっと読む
freeeの経理事情

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「freee株式会社」自身はfreeeをこう使っている! 「freee」の開発・販売を行っている我々「freee 株式会社」自身も、もちろんfreeeを使って社内のバックオフィス業務を効率化しています。250名ほどいる従業員のうち、200名以上をメンバー招待。各部門がfreeeを通じて業務を行うことで、裏側で帳簿が出来上がる仕組みを構築しています。そこで今回、弊社で経理担当を行っている高橋に、freee の具体的な活用方法を聞きました。

2016.08.11 もっと読む